Twitterで「賢者のプロペラ」という曲が頭痛に効くと話題です。
「賢者のプロペラ」は平沢進さんの曲で、ご自身が作詞作曲そして演奏&歌もされています。
こちらのYouTubeの映像を御覧ください。
映像も曲もかなり怪しく、何かの宗教なのかとカルト臭を感じますね。
しかし騙されたと思って半信半疑でもこの曲を効くと頭痛が治ったという声がTwitterには多数寄せられていて今注目されています。
頭痛はとても辛く一旦起こると仕事や勉強も手がつかなくて活動ができなくなりますので本当になんとかしたい問題です。
鎮痛剤も効かなかったり、効いても一時的だったり、飲みすぎると副作用で胃が荒れたりと、ほんとなんとかならないものかと思います。
それが曲を効くだけでおさまるとしたら、頭痛持ちには福音!
しかし本当に賢者のプロペラが頭痛に効くのか、そしてどういうメカニズムで効いているのかなど、疑問がいっぱいです。
そこで今回は、
などについて調べてみました。
賢者のプロペラは頭痛に効くというのは本当?
科学的な根拠はわかりませんがTwitterには頭痛に効いたという声が多数寄せられていました。
代表的な口コミをあげてみます。
賢者のプロペラ流した瞬間頭痛が止まった
この曲のBメロあたりで頭痛がスーッと消えるからマジに効く。
騙されたと思って試してほしい。
無限に賢者のプロペラ聞いてたら頭痛がだいぶ落ち着いてきた
リピート再生で横になって聴くと何度かリピート後に頭痛が消えた!
マジか!!
以上のように効き方は様々で聞き始めてすぐに頭痛が治ったという人から、何度もリピート再生しているうちに頭痛が消えたという人までいろいろありました。
吐き気がするほどのひどい偏頭痛にも眼精疲労の頭痛や気圧による頭痛にもワクチンの副反応の頭痛にもとにかく原因はいろいろな種類の頭痛に対して効果があったという声がありました。
また効き目は頭痛の程度や種類によって個人差があるようです。
しかし、全く効かなかったという方の声もありました。
私の頭痛には賢者のプロペラは効かないみたい
しかしやはり多いのはなぜだかわからないが「賢者のプロペラ」を聴くと不思議に頭痛が消えたり、和らいだりしたという声です。
賢者のプロペラがなぜ頭痛に効くのかの諸説を調査
「賢者のプロペラ」がなぜ頭痛に聴くのか不思議です。
科学的に解明したいと皆思うようで、なぜ効くのか理由は諸説ありましたので紹介します。
心拍数を下げる効果があるから
↑こちらのTweetの日本音響研究所の鈴木創さんというかたがなぜ「賢者のプロペラ」が頭痛に効くのか分析されています。以下Twitterからの引用です。
冒頭より12秒から22秒を周波数分析したのが添付の図面です。 縦軸は周波数に対応で0~15000Hz、横軸が時間に対応で10秒間。 表示色が相対信号強度=音の大きさに対応。 赤○で囲んだ部分にドドンとバスドラ。
これが心拍の「どっくん」に似た印象。 白枠で囲んだ部分にピロピロする音が4回、それが繰り返される。 赤○も白枠も1分間あたり約40回の繰り返し=40bpm(beat per minute)。
人間の外部から来るテンポやリズムに自身の体内のリズムを合わせるという特性から、40bpmというゆったりとしたテンポが心拍数を下げる効果があると考えられます。 心拍数が落ちてくれば頭痛も治まるのではないかと思います。
また赤枠の1000~4000Hzは人間の聴覚が最も敏感な周波数帯でその部分に大量の周波数成分が分布しているという構成になっています。 つまり、外部のノイズなどの影響を受けないでこの音楽のテンポ感を感じやすい構成であると言えます。
つまり冒頭のイントロ部分のテンポがゆっくりしていて、それを非常に強調するような構成の曲になっている上に、人間の聴覚が敏感な周波数帯で音がなっていることから、心拍数を落とす効果があるということのようです。
そして心拍数が下がることによって、リラックスして頭痛がおさまるのではないかという説のようです。
冒頭部分のバスドラとピロピロの音が周期的に繰り返されるのが心拍数を落として、安定させるということらしいです。
作曲家の平沢進氏が狙ってやってるのだとしたら、構成が絶妙ですごいと鈴木創さんはおっしゃっています。
なんとなくなっとくできる理由ですね。
プラシーボ効果
頭痛が治るという噂を聞いてから「賢者のプロペラ」を聴くのでプラシーボ効果もあるのではないかという声もありました。
プラシーボ効果というのは小麦粉を混ぜたような偽薬を飲ませたとしても、症状の改善が見られるというものです。
科学的には説明がつかないのですが、暗示や自然治癒力の力と言われています。
「賢者のプロペラ」も話題になることでプラシーボ効果が現れる人が多いのではないかと言われています。
ただし結構、半信半疑や騙されたと思って聞いて、頭痛が治ったという声もあるので、最初から疑ってかかっているのに暗示にかかるのかなあ・・・という疑問も残ります。
賢者のプロペラ以外に頭痛に効くという曲はある?
「賢者のプロペラ」以外に頭痛に効くと言われているのはクラッシック音楽で、特にサンサーンスの「動物の謝肉祭」の中の「白鳥」という曲です。
こちらは以前テレビ番組の「ホンマでっかTV」で音楽と頭痛について研究されている藤本幸弘先生が、頭痛に効く曲として例にあげられたことで有名になりました。
ピアノバージョンもYouTubeには上がっていますが、チェロの音が効果があるという話もあるので原曲通りのチェロ版をおすすめします。
しかし頭痛への効果の噂は「賢者のプロペラ」ほどは顕著ではないようです。
まとめ&関連記事
平沢進氏の作曲した「賢者のプロペラ」が頭痛に効くと聞いて、なぜ効くのかについて調べてみました。
確かに頭痛が治ったという声はたくさんありました。
理由については調べた方によると、心拍数を下げるような効果が顕著でリラックスする効果があるのではないかと思われるそうです。
関連記事
「賢者のプロペラ」の曲や作者が宗教っぽくて怪しいですが、宗教なのかについて調べてみました。
>賢者のプロペラは宗教と関係ある?映像が怖い!作者の平沢進が怪しすぎる件
「賢者のプロペラ」生理痛にも効くというのは本当なのか調べてみました。